仕事の悩み

同じ仕事量なのに!正職員と臨時(パート)の格差

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現在、どの業界も派遣的な立場やパートなどで働いている人がたくさんいます。希望して働いてる方もいるでしょうが、きっとやむを得ずそのような立場で働いている方も多いはずです。
保育の世界も同じことが言えます。正規職員はどんどん人数が減っていき、臨時的な立場で雇われている保育士が増えているというのが現状ではないでしょうか。でも、忘れてはいけないのは正規職員でも臨時職員でもこどもたちにとっては、同じ「先生」だと言うことです。

臨時職員の悩み

実は、筆者は臨時職員から正規職員へと立場が変わったのでお互いの気持ちを理解することができます。
実際、保育園という職場は時差勤務で成り立っています。朝から夕方までの長時間の保育を、正規職員と臨時職員で細かい時差勤務でまかなっています。正規だけでは保育はできません。短時間の臨時職員も必ず必要です。

パートの先生の中には8時間勤務の本当に正規職員と同じような仕事をまかされる先生がいます。
実際担任ももって、行事もこなし、力量も正規職員と変わらない、そんな方もひとりやふたりではありません。でも給料は正規職員の足元にも及ばないのです。「やってられないわ!」何回この言葉を聞いたか。同じ仕事量で責任もあるのに…と。不満はつのるばかりで結局は辞めることを選択さぜるおえない感じになりすよね。

ボランティアではないのですから仕事に見合った賃金を要求するのは当たり前です。まして保育士の仕事は、パートだからここまででいいよという線引きができない仕事です。
筆者は結婚、出産後、臨時保育士としてすぐに復帰しましたが、保育は正規の先生に負けないようにやろうと思っていました。自分なりに努力したつもりですが、やはり心のどこかで「どうせいくら頑張っても臨時だし」と思ってしまう自分がいました。

割り切って仕事をする…ということは保育士の仕事では中々難しいことです。逆にもっとバリバリに保育したいけど臨時だからやらせてもらえないという悩みもあります。ただこの立場的なことはどうにもならないので自分がその立場で働こうと思うなら、自分でできる精一杯を決めてやり抜くしかありません。担任を持たされたら自分の力量を買われた喜びを誇りに思いながら、サブ的な立場なら自分にしかできない事を考えていく。保育の仕事が好きならどんな立場でも続けられるでしょう。

そして筆者のように正規雇用の道も開けることもあります。

正規職員の悩み

タイミングや運が良かったこともあって正規職員になった筆者ですが、正規職員への心の転換がうまくいかず、実は随分苦労しました。臨時だったころは心のどこかで責任は正規職員がとってくれると思っていました。仕事も自分が中心になってやることもなかったのですが、正規になってみて、仕事量の多さ、責任の重さ、正規職員の少なさを身にしみて感じました。実際保育も何かあったらいけないと思いすぎて臆病になったり、悩んだりして保育を楽しむ余裕がなくなってしまいました。

臨時職員にも「もう少し責任感をもってやってくれたらいいのに」と今までの自分を棚の上にあげて不満もつのりました。人間関係も何だかギクシャクしてしまっていましたね。
逆に今までの正規職員の気持ちもわかりましたので、給料をたくさんもらっているということを頭において今までどおり臨時職員の先生とプライベートでも積極的に付き合って、コミニュケーションをとるようにしました。立場的なことで差別的な態度をとられた経験があったので、臨時の先生は、良きパートナーとして接して決して上から目線の態度は避けました。実際自分より年上で保育経験のある先生もたくさんおられたので臨時の先生を頼りにしながら保育をしていました。

まとめ

立場的なことでプロ集団として良い保育ができないのでは勿体無いですよね。
正規でも臨時でもそれぞれ保育観をもって保育しているのは変わりありません。それを賃金の差が邪魔してしまうのは悲しいことです。現状を受け入れて仕事しているのだから不満を思う前に自分のできる精一杯を探したいですね。ただし、仕事の条件が違ったり、理不尽な扱いを受ける時は自分の権利を主張しましょう。

他の園に勤めている保育士さんと情報交換も必要かもしれないです。参考になりますよ。そして正規も臨時にも配慮があり、気持ちよく仕事ができる環境を整えてくれる園長先生が増えることを心から望みます。

保育士の人間関係の悩みの原因とその対処方法

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保育の世界は女ばかりで人間関係も複雑なのでは?と思われがちですよね。近年、男性保育士も増えていて女性だけの世界ではなくなりつつあるのでしょうが、やはり比重からすると女性が圧倒的です。

実際、どこの職場でも人間関係の難しさはつきもので苦労するところです。

子供が大好きで選んだ保育士の道ですが、人間関係によって精神的な辛さを味わい、やむを得ず挫折してしまう人もいらっしゃいます。そこで、保育士の人間関係でどんなところがしんどくて、さらには人間関係のお悩み解消法を御紹介したいと思います。

保育士の人間関係どんなところがしんどい?

女上司との関係

保育園には保育士が複数在籍していて、そのほとんどが女性です。最近では男性保育士が増えてはきていますが、まだまだ女性主流の社会です。女性が多いと自然と勃発する人間関係に多くの保育士が頭を悩ませているようです。

同僚同士の人間関係のトラブルもありますが圧倒的に多いのが上司の対応による悩みです。女性特有の感情的な怒り方をする上司やその場しのぎの指導をする上司などは、つきあっているだけでストレスを感じてしまう相手です。

「絶対に友達にはならないタイプ」と思いながらも職場の上司なので、泣く泣く関係を継続していかねばなりませんね。そうした上司との人間関係に悩む保育士が増えています。

保護者との関係

保育士の人間関係の悩みは同僚や上司相手のものばかりではありません。上手く付き合っていかなければいけない相手が園児の保護者です。

送迎の際、笑顔で接してくれる保護者もいれば、ちょっとした事にでも口を出してくるクレーマーな保護者だっています。そこで保育士としての誠実な対応が求められ、もしそれができなければダメ保育士のレッテルが貼られてしまうのです。

そうした保護者とのやりとりの中で、保護者の顔色を伺い、気疲れするといった保育士も少なくありませんね。中には子供の降園後にかかってくる電話の音にビクビクしたりと、保護者との関係は一度トラブルがあると後を引いてしまう深刻な問題なのです。

どうすれば人間関係の悩みは解消できる?

人間関係のお悩み解消法としては、苦手な相手とは仕事と割り切って付き合っていく方法があります。「上司との関係は保育園の中だけ!」と割り切り、園の外へ出ると気持ちを切り替え、嫌なことは忘れてしまいましょう。

理不尽に叱られた後には、反省をしているふりをしつつ、「いつかみていろ!」と心の中で誓えばいいのです。あなたが間違っていないことは必ず誰かが見てくれています。

なので、仕事上の悩みをいつまでもひきずり、プライベートにまで持ち込んでしまうと、せっかくの休息の時間までが台無しになってしまいます。嫌いな上司も仕事だけと割り切って付き合っていくことが大切なのです。

保護者との人間関係の悩みを解消する方法は、聞き上手になることです。保護者からのクレームはだまって耐えて聞いてください。言い返してしまうとそこで対立が生じ、事態はさらにややこしくなります。

正確な状況を伝えた後は、保護者からのクレームを聞くことに徹する方法をクレーム対策に掲げている保育園は少なくありません。クレームを言いたい人は聞いてもらえることで大半は気持ちが落ち着くものです。

保護者だって、大切な子供を預けている以上、無理難題はことは言ってこないはずですので、とりあえず保護者の気持ちが落ち着くまでは聞き上手で対応するべきです。

まとめ

こうしてみると保育士の人間関係の悩みは保育園の内外に生じ、とても大変です。しかし、どちらも自分の姿勢をはっきりとし、強い信念をもって接することで解消できるはずです。

子供が大好きで保育士になることを夢みてきた頃を思い出してください。たかが人間関係の問題で夢を終わらせるようなことなく、子供たちの笑顔に囲まれる充実した日々を過ごして頂きたいです。

保護者への対応方法と信頼関係の築き方

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保育園の行事の中で何が一番憂鬱かと聞かれたら、筆者は迷わず「保護者参加の行事」と答えるでしょう。
たとえば参観日や運動会などですね。何が嫌って保護者の方たちの視線です。実は保護者の方は我が子と同様に保育者の一挙手一投足をよくみておられます。
こどもたちに対する何気ない行為が大きな波紋を呼んでしまうこともあります。それだけ保護者の目は厳しいものなのです。

こどもたちとの関係とは別に、保育士は保護者との関係がとても大切です。
保護者と良い関係がもてれば園や自分も理解してもらいやすく、保育もしやすくなります。
ですが、信頼関係なんてそんなに簡単にできるものではないですよね。

保護者にとって理想の保育士ってどんな人?

筆者の同僚でも実はこの保護者関係がこじれて保育士をやめてしまった人を何人も知っています。こじれてしまった理由はさまざまで、怪我をしてしまったことで裁判沙汰になったり、こどもが担任と合わないので担任を替えてほしいと園長に苦情があったりと、とてもつらい内容です。

保護者にとって信頼できる保育者とは、我が子を理解してくれる人です。
「この人ならこどもを任せられる」と思ってもらえたら、例え問題が起こっても大きなことにはならないはずです。そのためには保育者自身も保護者を理解する努力が必要なのです。

保護者対応で筆者がこころがけていたことは、
① とにかく自分から話かける
これは対人関係の基本ですよね。話しかけられると会話もはずみます
② こどもの具体的はエピソードを話す(ポジティブな内容)
先生は我が子をよく見ていてくれると思わせるようにすることが大事です。
③ 平等に接する
保護者には特別な接し方をしないようにします。そして、「最近○○ちゃんのお母さんと話してないな」と意識してまんべんなく話かけるようにしていました

いくら素敵な保育をしていてもそれを伝えなければ意味がありませんので、積極的に関わかなければなりません。話かけられて嫌な保護者はいませんので、ちょっとしたエピソードでも話をするようにします。具体的な様子を話してもらうと保護者も大切にしてもらっていることを実感できます。そしてどんな小さいことでもこどもたちの良い面を褒めるようにしていました。
そして、筆者はエピソードのノートを作っていました。すぐに書きとめないと忘れてしまうからです。このノートは児童表などを書く時にも役立ちました。
そのうち保護者から育児の悩みなどを相談されるようになりますが、そこまでくると信頼関係はほぼできたと言えると思います。

こどもと一緒に親も育てる

保護者の中には、本当に対応が難しいモンスターペアレントと言われる方もいます。
自分たちの常識の範囲をはるかに超えてしまうような要求をされ、とことんしんどくなってしまうこともありました。

苦情を言われたらとりあえず保護者の言い分を聞く…ということに徹しました。何を要求されているのかをじっくり探さなければなりません。
まず聞いて、即答せず、園長に相談。じっくり考えると原因が見えてくることもあります。
自分ができそうなことから解決策を提案して納得してもらう…というような流れです。

最近は子育てを気軽に相談できる人がそばにいることが少ないので、実は保護者も自分のしていることに自信がもてないことも多いのではないかと思います。その持って行き場が結局、保育園になってしまってこともあるようです。保護者の不安を取り除くために、こどもの発達状況と合わせて具体的なアドバイスをすることも大事ですね。

こどもだけではなく今の保育士には保護者支援も仕事のひとつとされています。ほんとに大変なことですが子育てを少しでも楽しいものにするために親子を育てるスキルが必要ですね。ここで頼りになるのがベテランの保育士です。ベテラン保育士の対応の仕方、言葉の言い回しなどよく観察しましょう。ほんと勉強になりますよ。

まとめ

筆者はいつも4月のクラスだよりに自分の自己紹介と一緒に必ず「子育て、一緒に頑張っていきましょう!」と書いていました。上から目線で話しても中々上手くいきません。保護者の不安な気持ちに共感して、こどもたちの成長を喜んで泣いたり笑ったりしていきたいなと思っていました。もちろいつも上手くいっていたわけではありませんが。
人間関係は勝手にできるものだと思っていましたが、良い人間関係を築くには大きな努力が必要なのだなと保育士になって気付いた私でした。

辛い!保育士は実は過酷で激務な職業だった?

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憧れの職業ランキングに必ずランクインする保育士。一度は憧れをもつ職業でもあります。園児と一緒にお遊戯をしたり、お絵描きをしたりと、とても楽な仕事だと思っていませんか?

実はそれはあくまでもイメージであって、実際は大違いです。保育士の仕事はは楽どころか、実はかなりの激務です。それでは、保育士の仕事が激務といわれる実情に迫ってみましょう。そこには一般には知られていないハードな仕事内容があります。現在の保育士不足…実は思った以上に辛い仕事内容が影響しているのかもしれません。

拘束時間が長い!

保育士が激務とされる理由のひとつが長い拘束時間です。保育園には朝早く出勤をし、帰宅するのは夜遅くといった人は少なくありません。

お迎えのバスに乗り込まなければならない保育園だと、早いところで7時には保育園に到着をしておかなければなりません。そして延長保育を行っているところでは、夜8〜9時まで子供を預かっていることがあり、当然のことながら保育士は勤務しなければなりませんね。

もちろん休憩時間は設けられていますが、朝早くから夜遅くまで拘束されていることには変わりありませんので、かなりのハードワークです。9時〜5時までの会社勤めのOLに憧れる保育士がいても当然のことですね。

仕事量が多い!

保育士の仕事って本当にたくさんあります。「保育士って子供の相手をしているだけでしょ」と保育士の仕事を楽なものだと思われているとしたら、それは大きな間違いです。保育士の仕事は子供と関わる時間よりも実はそれ以外の仕事量の方が多いのです。

そのひとつが準備です。園児が帰ればそれでお仕事終了!なんてとんでもないですよね。保育士にとって仕事はまだまだ続きます。まずは翌日の保育の準備です。子供たちは毎日同じことをしていては飽きてしまいます。

なので、次々に楽しいことを計画し、それに向けての準備をしなければなりません。クラス便りの作成などの事務的な仕事も園児が帰った後にこなさなければなりません。

運動会や発表会、お誕生日会などの行事にまつわる準備も保育士の重要な仕事のひとつです。園行事が速やかに進行できるよう様々な調整を行ったり、飾り付けなども行わなければなりませんね。そうした準備は園児がいる日中にはできませんので、必然的に遅い時間から始まり、大きな行事前には深夜まで準備を行うといったことも珍しくありません。

トラブル対応!

小さな子供たちが集団生活を行う保育園では、園児同士のトラブルだってあります。保育士はそうしたトラブルの対応も大切な仕事のひとつです。子供への対応はもちろんですが、保護者への連絡も重要な仕事です。

保護者が納得をしなかたり、トラブルを起こした子供の保護者同士がもめたりすると保育士はその仲介役もかってでないといけませんね。そうなると、事態の終息に力を注ぐことになりますので、他の仕事への影響は必須です。

トラブル対応に時間を割いたために、本来の仕事ができなくなるケースも日常茶飯事です。そうなると仕事を自宅へ持ち帰り、夜遅くまで作業をし、寝不足の状態で次の勤務を迎えるといったことも珍しくありません。

命を預かることの重さ!

保育士として1番大切なことは、朝、保護者の方から預かったこどもたちを同じ状態で夕方保護者に引き渡すことです。家庭で大切に育てられているかけがえのないこどもたちです。例え小さな擦り傷ひとつでも、保護者にしてみれば心配で原因を知りたい方もいます。怪我や病気など体に変化があるときは適切な対応をしなければなりません。自分の対応がひとつ間違えば命に関わってくることもあるのですから。

保育士経験者なら誰もが何度もドキッとされたことがあると思います。怪我をさせてしまった時には夜眠れないこともありました。保育することが怖くなってしまったことも1度や2度ではありません。

オールマイティーが要求される!

実は、保育士はいつも適当に遊んでいるわけではなく保育目標を立てて保育を展開しています。かなり細かい計画を立て、こどもたちに何を身につけさせたいのか、こどもの興味のある活動を考えどのように保育していくのか毎日考えなくてはいけません。実際、小学校の先生のように、体育的なことや音楽的なこと、造形面や言葉や数字に興味がもてるようにする活動などを年齢ごとに考えるオールマイティな力が要求されます。

アイデアもたくさん必要です。未就学児のこどもたちは楽しいと思ったことにしか反応してくれませんから案外大人より残酷です。毎日、明日の保育を考え、こどもたちの反応をみながら修正していく力。ひとりひとりを大切にしながら集団をつくっていく力が必要です。毎日悩んで、うまくいかなかったことを反省しての繰り返しです。

そうはいってもやっぱり保育士はいい職業!

保育士は激務ではありますが、悪い職業ではありません。やってて楽しいこと、嬉しいこともたくさんあります。

例えば、自分の考えた保育をこどもたちが喜んで「先生楽しかった!」と言ってくれる瞬間や集中して遊んでいる様子をみると本当に良かったと思います。こどもの喜ぶ顔を思い浮かべながら、努力して計画したことは必ずこどもたちは喜んでくれます。

薄給・激務と言われる保育士ですが、私は保育士になって良かったと思っています。激務=やりがいがあるということです。子供の笑顔をみると、仕事の辛さも吹き飛びます。

激務が嫌だけど保育士を続けたい、なりたい人に

拘束時間が長い、仕事量が多い、イベントの準備が大変!これらは職場によっては改善できるかもしれません。

例えば、事業所内保育所、院内保育所などがおすすめです。仕事は一般の保育の仕事と変わりませんが、残業がなく定時で帰れるところもあります。子供も少ないので、ゆったり仕事したい方にもいいかもしれません。

また、企業や病院に所属することになるので、福利厚生や給料に関しても他の保育園よりも良くなる傾向があります。



まとめ

保育士という職業の中で専門職として、筆者が特に辛さを感じたことについて書きました。もちろん辛いことはまだまだあります。保育士だからこその悩みはこんなものではないと思います。
ですが、この2点の悩みは保育士の仕事に精一杯取り組んでいるこその辛さであり保育士の意識としてとても重要なことです。どの仕事も一緒ですが、悩んで苦しんでプロになっていくのですものね。
保育士という仕事は、マニュアルのない仕事です。自分の経験と感性が武器です。
色々な経験を積み、子供たちと一緒に成長していく…そんな職業だと思います。

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