実は子供が嫌いかも・・?保育士の悩み

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「先生 おはよう~」朝、保育園の門をくぐるとこどもたちが近寄ってきます。小さな手が自分のうでに絡みついてくる時、本当に幸せを感じました。今日も一日頑張ろう!そんなパワーを子どもたちからもらっていました。筆者は子どもが大好きで保育士になりました。子どもたちと遊んで、笑ったり、泣いたり、驚いたり。保育士の仕事は自分にとっては大好きな仕事だったと思います。ですが、子どもと向き合うのは、すごくエネルギーのいることです。いつ頃からこのエネルギーが切れはじめたのかは、わかりませんが「私ってほんとに子ども好きなのかな?」と思い始める自分がいました。

集団生活が難しい子どもが増えている現在

筆者が保育士の初心者マークだった頃と今とは確実に子どもたちを取り巻く環境が大きく変わっています。パソコンやゲームもなく、外で友達と戯れて遊ぶことが一般的だったあの頃と家の中でひとりでも十分楽しめるものがそろっている現在。保育の仕事は、集団をつくることです。色々な遊びを通して友達と一緒が楽しいと感じ、友達に影響されて共に育っていく。その人間関係を勉強するお手伝いをしていくのが仕事のひとつです。

色々な要素から最近の子どもたちの集団作りはとても難しくなっています。集団遊び(鬼ごっこなどのルールのある遊び)をするとあっちこっちでトラブルが起きます。自分の気持ちをコントロールできにくい子どもが多いことが原因です。「じゃあ もうやめようか」と子どものように保育士も言いたくなることが普通になってきています。

発達障害を抱えるこどもたちへの配慮

今、保育士をされている方が一番対応に悩んでいるのが発達障害を抱えている子どもたちに対してではないでしょうか。どうしたら生活がしやすくなるのか、対人関係がうまくいくようになるのか、毎日悩みますよね。発達障害の子の対応に追われ実際の保育が思うように進まないこともあります。療育センターなどと連携はとっていくのですが、日々の保育の中では中々活かしきれていないのも現実です。

発達障害に関しては、かなり勉強する機会も多くなり、色々な支援の仕方もわかるようになりました。研修などで学んだことをすぐに実行している同僚をみていると、すごいなと思う気持ちと逆に何もできない自分に焦ってしまう気持ちがありました。勉強不足を感じて落ち込んでしまったこともあります。

クラスの運営がうまくいかなくなると保育園でもクラス崩壊が起きてしまいます。怪我やトラブルも増えて、保護者からの苦情も出てきます。心療内科に通院していたり、うつ病と判断され病休をとる同僚も増えてきていました。精神的に追い込まれてしまうのですね。

私が行った対応方法

「私って子供が実は嫌いなのかな?」怒ってばかりの自分に毎日反省して後悔して、自分の力量のなさを悔やんで。まさしく保育士を辞めたいと思う時です。
園長や主任のサポートも必ずあるとは思うのですが、自分の目指している保育と別のアドバイスをされると余計しんどくなりますが、良きアドバイスになることも多くありました

筆者が保育でしんどかった時、主任の先生が本を貸してくれたことがありました。題名などは忘れてしまったのですが、「困った子だな~と思う子をキムタク(木村拓哉)だと思って保育しよう!」みたいな内容でした(笑)難しい保育論じゃなくて逆に心に残って、次の日から「キムタク キムタク!」と思いながら保育したのを覚えています。

行き詰ったら必要なのは発想の転換です。保育は自分が楽しくないと子どもも楽しめません。例えば子どもが部屋を走ってばかりで怒らなければいけないのなら、子どもたちの動線を考えた走らせない保育室の模様替え。クラスの子が興味をもっている玩具の取り揃え。次に何をしたら良いのかを示す絵カードなどの用意。まずはできることはやってみます。落ち着かないクラスの子どもたちを変えるのではなく自分の考えを変えることが必要です。それはクラス担任の自分にしかわからないことだと思います。

まとめ

難しい子への対応は絶対、日々の積み重ねで焦らないことだと思います。その子をよく観察して何を要求しているのかを知ることができるようになるまでじっくりと関わるしかありません。簡単なことではないですよね。忍の一文字です。

それでも、保育の仕事は辛さ以上の喜びも経験できる仕事です。それも保育士を経験した方ならみんなわかっているはずです。だから子どもたちのために何とかしなくちゃと思う自分がいるのです。その気持ちがあるうちはきっとまだ保育士を続けて良いのだと思います。

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