保育士面接における一般的な質問とその回答例

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いざ面接をするとなると、どのようなことを聞かれるのか不安に思われる方も多いかと思います。ですので、今回は面接でよくされる質問とその回答例を書こうと思います。

転職先を決める前に

まず、転職先を決めるうえで必ず行ってほしいのが、その保育園の特徴をよく調べておくことです。何に力を入れている園なのか?どのような活動を中心に行っているのか?など、保育園によって全く違います。しっかりと把握しておきましょう。

面接官が見ていること

面接では、人柄はもちろん、その保育園への適性や、意欲・熱意が見られています。やる気があっても保育園のカラーに合わなければ、採用は難しいと言えるでしょう。ですので、転職先を決める際は、自分にはどんなところが向いているのかを考え、その園に対して何をアピールできるかを考えましょう。

また、事前に提出した履歴書に記載している内容と、面接で話すことに矛盾がないようにしましょう。面接での嘘はいずれわかってしまうので、誠心誠意答えましょう。

質問と回答例

Q1.自己紹介をお願いします。

A1.例①:○○(氏名)ともうします。本日はよろしくお願いいたします。私は幼少期からダンスをしていて、踊ることや振付を考えることが得意です。子ども達にもそれぞれが自分の好きなことを見出せるように、いろんな経験をさせてあげたいと思い、保育士になりたいと思いました。貴園では、音楽や踊りに力を入れていらっしゃるので、その特技を生かせたらと思い、応募させていただきました。よろしくお願いいたします。

A1.例②:○○(氏名)ともうします。本日はお忙しい中、面接の時間を割いていただき、ありがとうございます。学生の時は、養護施設へのボランティアに参加し、手遊びや歌、折り紙や集団遊びなどを教えるなどのボランティア活動をしていました。今現在は、○才児の担任をしながら体育指導の方法を学んでおり、貴園で生かしたいと思い応募させていただきました。よろしくお願いいたします。

⇒ここで大切なのは、氏名のみではなくアピールポイントをプラスすることです。しかし、エピソードが長すぎたりしないように注意が必要です。あくまで自己紹介ですので、転職の理由や、現在の職場の話はあまり触れずに、自分のアピールポイントを話しましょう。また、面接官への配慮の言葉があると、尚良いでしょう。

Q2.転職理由を教えてください。

A2.例①:現在働いている園は園外へ出掛け、自然に触れる保育を中心としています。自然に触れることも大事だと思いますが、私は子ども同士で遊び、喧嘩し、協調性を身に着けることや、行事を通して全員で1つの物を作り上げる努力や達成感を味わうことも、大事だと思っています。それが今現在の保育園では難しいと思い、転職を考えました。

A2.例②:現在働いている園は、行事に力を入れていて、指導中心の保育です。ですので、1人1人と向き合える時間があまりありません。しかし、私はもっと1人1人と向き合って保育がしたいと思い、転職を考えました。

⇒ここで大事なのは、今現在の職場を全否定しないこと。そして、今現在の保育園を転職しようと思う理由が、面接している園に当てはまらないようにすることです。今現在の職場を全否定するのは、ネガティブ発言です。転職にあたり、自分のしたいことなど、ポジティブに考えていることを伝えましょう。そして、現在働いている園を転職しようと思った理由が、面接を受ける園に当てはまるのでは、適性がないと思われてしまいます。ですので、面接を受ける園の特色も考えて回答しましょう。

Q3.あなたの長所・短所を教えてください。

A2.例:私の長所は何事もやり遂げる根気があることです。昔からピアノを習っており、できない部分はできるようになるまで練習する事を続けてきたので、根気はあります。短所は、何事も考えすぎてしまうことです。慎重なところがあり、動く前にまず考えすぎてしまうので、考えながら素早く行動に移せるよう努力をしているところです。

⇒長所は面接官の印象に残りやすいので、具体的なエピソードをつけると良いでしょう。そして、短所は長所にもなり得る事や、現在その短所をなくす努力をしていることを伝えましょう。ここで注意するのは、短所で「よく寝坊をします」など、気を付ければすぐに直せることや、仕事に支障が出るような発言はしないようにしましょう。もし自己分析が難しければ、身近な人に自分がどんな人物なのか聞いてみてもよいかもしれません。

保育園ならではの質問と注意点

この保育園を志望した動機を教えてください

「家が近いから」「給料が希望に合うから」などは避けましょう。園の保育方針と自分の保育への考え・やり方が合っていることや、実際見学に行かれたりした方は、その時に感じたことを踏まえた話などをしましょう。

なぜ保育士になろうと思ったのですか?

子どもや保育という仕事に関しての思いを素直に話せば良いでしょう。ただし「子どもが好きだから」だけではなく、プラス1つエピソードを用意しておいた方が印象に残りやすいです。

幼稚園ではなく保育園を選んだ理由を聞かせてください。

幼稚園と保育園の違いを考え、その中で自分に合った答えを探してみてください。ただし「0~2歳がいるから」という理由だけでは、3歳以上の担任は持ちたくないように捉えることもできるので、注意しましょう。

今までの仕事で大変だったこと、辛かったこと、楽しかったこと、嬉しかったことを教えてください。

どれを聞かれても答えられるように、いろんなエピソードを考えて話せるようにしておきましょう。ただし、自分が働いていた職場や人を否定するような発言などは避けましょう。

仕事をする上で、保育に大切だと思うことを教えてください。

大切なことは沢山思いつくと思いますが、「1つだけ」と言われることもあるようなので、保育にとって1番大切だと思う事と、理由を答えられるように、自分なりの答えを用意しましょう。

保育中に注意が必要なことはなんですか?

園外保育がある園や、プールの形など、園によってバラバラです。直接は園の中に見学に行かなかった方も、園の雰囲気や、周りの環境などを1度見に行ってから面接に臨むと、イメージが湧いて答えやすいと思います。また、足を運んでおくことで、面接官は意欲を感じることができるのではないでしょうか?

特技はなんですか?ピアノは得意ですか?

特技を聞かれたり、ピアノについて聞かれることもあります。試験の中でピアノを弾く場合は、特技を聞かれることが多いでしょう。できるだけ、手先の器用さや、運動などの、保育に関わるような特技があると良いです。また、保育に関わる特技が無くても、嘘のないようにしましょう。

前職(現在の職場)で1番学んだことを教えてください。

学ぶということは、1度挫折したりした経験から学んだということです。自分の失敗したことや、挫折した話はしたくないものですが、そこから何を学び、感じ、そこからどう努力しているかを話すと、きっとプラスに変えることができるのではないでしょうか?

何歳児を担当したいかと、その理由を聞かせてください。

今までもったことのある年齢を聞かれたりもしますが、自分のスキル・年数などを考慮し、その時の自分に1番合った年齢を答えるとよいでしょう。自分に子どもがいる場合、それも理由の1つになります。例えば…「1歳児の担当が希望です。今自分には2歳の子どもがいて、去年自分が子育てで悩んだことなどを踏まえて、保護者の方の思いや悩みに寄り添いながら、保育に生かしていけると思ったからです。」など。そこに一言、希望はあくまで希望で、担当したクラスは精一杯頑張る、という思いもプラスしてみてはいかがでしょうか?

絵本を読むにあたってのポイントを教えてください。

「実際に読んでみてください」と言われることもあるようです。“子どもの表情や反応を見ながら、スピードや間を考えて読むこと”や、“声の大きさや、声色を使い分けて、抑揚をつけること”など、ポイントを言い、その上でどのような効果があるのかをプラスするとよいでしょう。

好きな絵本はありますか?

「特にありません」以外の答えを用意しておきましょう。小さいころ読んでもらって…というエピソードや、実際読んであげた時にこんな反応が返ってきた、というエピソードがあるとよいでしょう。自分が好きな本で、“子どもに読んであげたい”“この絵本を通して、こんなことを感じてほしい”という理由でもよいでしょう。ただし、感じてほしいという思いとは裏腹に、子どもの想像力は豊かなので、大人とは違う捉え方をするものです。偏った意見にならないようにしましょう。

クレーム対応で気を付けることはなんですか?(モンスターペアレントの対処など)

例題を出されて、「あなたならどのように対処しますか?」などという質問もあるようです。質問内容を予測するのは難しいので、話をしっかり聞き、状況を考えて答えましょう。ただし、保護者や子どものことを否定するような回答は、できるだけ避けましょう。

子どもに関するニュースで最近気になったものを教えてください。

面接の前は、特にニュースや新聞に目を通しておき、気になるニュースと、気になった理由を答えられるようにしておきましょう。

この曲を聴いて振付を考えて踊ってください。

行事に力を入れている園では、曲の振付を考えて即興で踊ってください、と言われることもあるようです。極稀な話ですが、そのような園もあるので、ほんの少し覚悟していく方がよいでしょう。実際あった時に、覚悟があるのとないのでは全然違います。

この曲を聴いてどんな衣装が思い浮かびましたか?

振付同様に、どんな衣装で子どもを踊らせたいか?という質問があったりもします。これも極稀ですが、園によってはあるので、ほんの少しだけ覚悟してみてください。

まとめ

挙げたものはあくまでも例ですので、自分の言葉で、自分の表現で答えられるように、あらゆるシュミレーションをして面接に臨んでください。後悔のない転職活動になることをお祈りしています。

そのほかにも面接についての記事を書きましたので、こちらも御覧ください!

面接は第一印象で決まる!?保育士転職活動

保育士ってどんな格好で面接いけばいいの?

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