プライベートの時間は心の休養になりますし、また仕事をがんばろうと思うためにも大切です。そんな人生を充実させるには休日をしっかり取れなければなりません。しかし、保育士さんの中にはプライベートの時間が取れずに悩んでいる人も多いでしょう。
連日のサービス残業や休日保育で出勤を余儀なくされることもあるはずです。プライベートが無くなると心の余裕も無くなり、仕事を続けるのがつらくなって行くでしょう。こうした問題を解決するには、プライベートを大切に出来る職場へ転職するのが最善です。ライフワークバランスを重視する方に向けて、ポイントを紹介します。
休日保育をしていない保育園を探す
土日に保育園を開園していない場所を探すのはとても有効です。これなら研修が無い限り土日は休めるでしょう。求人情報を見る時に土日休みの文字を見るのではなく、土日に保育園を開園しているかを見てください。すべての土日が休みだと書いてない限り信用しない方が良いでしょう。
また、土日が休みになっていても、イベントや行事が多い保育園だとプライベートが無くなります。土日に家で飾りを作ったり事務処理をしないと仕事が終わらないこともあるので、休みかどうかを確認した後に、仕事量についてもチェックするのが大事です。
事業所内保育所に転職する選択肢もあり
一般企業が設営する事業所内保育所(企業内保育所)は休みがかなり安定しています。企業の勤務体制が土日休みなら、保育所も土日休みが確約されるでしょう。ちなみに、企業が平日休みで土日営業しているようなら、休みは平日になるので覚えておいてください。
2015年現在では、事業所内保育所の数はまだまだ少ないですが、今後はどんどん増えて行くでしょう。女性の社会進出が増え、地位の向上が叫ばれているので、保育所設置を前向きに考えている企業は多いです。
事業所内保育所の求人を探すなら、転職サイトが望ましいです。インターネットで自力で検索するのも良いですが、環境が良いのか見比べるのが大変です。転職サイトであれば給料や環境を比較しやすいですし、転職エージェントのサポートも受けられます。
事業所内保育所なら有給休暇の取得もしやすい
日本人の有給休暇の取得率は先進国の中ではかなり低くなっています。これが意味するのは、日本人は仕事を頑張り過ぎなのです。あるいは、所属する企業から過多な作業量を押し付けられているとも言えるでしょう。保育士も同様です。有給休暇をすべて使いきれて居るでしょうか?使いきれて居ないなら、それは本来得るべき利益を捨てていることになります。
そんな状況を解決するには、事業所内保育所に転職するのが効果的です。事業所内保育所は一般企業が設営しているので、有給休暇の取得も積極的に推進している場合があります。
休みが無いのはつらくて当たり前です。新人だから土日が無くても仕方ないと考えられる風潮は明らかに間違っています。
仕事とプライベートの両方を充実させるためにも、土日に休める場所へ転職を行いましょう。
プライベートを守る意思が大切
仕事が遅いから残業をしなければいけない、そう思っているなら危険です。休日に休むのは誰もが平等に得るべき権利なのです。仕事が終わらないなら、その原因を排除するのが会社側の義務です。作業量が多いのなら従業員を増やして作業分担をするべきですし、本人の作業能力が低いのであれば指導を行うのが普通です。とにかく終わらせろと強要されるのは、会社から理不尽な扱いを受けています。
プライベートをしっかりと取りたいと考えるなら、その意思を強く持ちましょう。今の保育所が休日を取れない状態なら、事業所内保育所への転職を考えてみてください。まずはどんな求人が出ているのか、事業所内保育所の求人を扱っているサイトで確認することから始めましょう。