公立保育園とは?働くメリット・デメリット

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保育園には公立と私立が存在しています。大雑把に考えると、国が運営するのが公立、それ以外が私立と言う区分になります。当然ですが、国が運営している保育園の方が経済的には安定しています。昨今の就職状況の中で、安定した経営が行われている保育園は心強いものです。

また、公立と私立の違いは、安定性だけでなく保育内容にも大きく影響します。公立は一定の基準があるのに対して、私立は独自の保育を行っていることが多いのです。さて、ここでは保育士の人が公立で働く上でのメリットとデメリットに注目してみたいと思います。

公立保育園は私立よりも優遇されている

公立保育園で働くメリットとして、真っ先に挙げられるのは給料面での優遇です。入園直後の給料は私立と比べても大差はありませんが、10年、20年と務めていると給料は大幅に差が出ます。保育士の主任になっているかも関係していますが、10年務めると私立よりも年収が100万以上高くなる傾向があります。20年以上の勤続になると、年収は200万以上の差が出るので、給料面でかなりメリットがあります。

また、公立は国の運営のため、そこで働く保育士は公務員待遇となります。公務員と言えば、安定した雇用のイメージがあると思います。まさにその通りで、自ら辞めない限りは長く保育士を続けられるでしょう。

他には人間関係の悩みを抱え続けなくて良いメリットがあります。公立保育園に務めると、公務員の扱いになります。そのため、数年に1度は別の公立保育園に転勤しなければならないのです。もし人間関係に悩んだとしても、転勤を申し出れば職場を変えることが可能です。転勤まで我慢すれば人間関係から解放されると思えば、つらい日々も乗り越えやすくなるでしょう。苦手な人が転勤して行くケースもあるので、私立に比べると長く保育士として活躍している人が多いです。

公立で働くデメリットも存在する

給料面や待遇でメリットが多い公立保育園ですが、デメリットも存在しています。まずは転勤をするのが確定していることが該当するでしょう。仕事に慣れて、人間関係も良好にも関わらず転勤を言い渡されたら従わなければなりません。子供や保護者から転勤しないでと熱望されても決定は覆らないので、人によっては強いデメリットに感じるはずです。

転勤は保育士だけでなく、園長も対象となっています。そこで起きるのが園長による管理方針の変更です。効率重視にする園長も居れば、保育士の負担を軽減する方針の園長も居るでしょう。変化が大きいと言う部分は、メリットもありますがデメリットが大きくなってしまいがちです。

他にはルールが厳しいと言う側面もあります。公立なので奇抜なイベントや行事は行えませんし、保護者からのクレームを恐れて消極的になっていることもあるでしょう。運営方針が固まっているので、いろいろな経験をするには向いていません。

公立保育園の保育士になるには?

公立保育園で働く保育士さんは皆、公務員となります。ですので、保育士の資格だけでは、公立保育園で働くことができません。公立保育園で働くためには、各自治体が行っている保育士採用試験に合格しなければいけません。

試験は一次試験と二次試験があり、一次は一般教養や専門知識などの選択問題、二次は面接などの適性試験があります。各自治体によって様々なので、詳しくは調べてみてください。

ただし、試験に合格するだけで就職できるわけではありません。試験に合格すると採用候補者名簿に登録されます。その中から、施設の申し出で就職が決定します。

公立保育園の求人はどんどん少なくなっている

安定を望む保育士さんなら公立保育園は最適です。しかし、そんな公立保育園の求人は年々減少傾向にあります。それは公立保育園の民営化が進んでいるからです。

民営化になるとコストカットが重視されるため、給料が下がったり出産を機に退職を求められる恐れすらあるでしょう。そんな中で、公立保育園の求人を見つけて就職するのは狭き門になります。

安定は大切ですが、最優先するのは子供

生きるためにはお金が必要なので、安定した職業に就きたいと思うのは自然な気持ちです。しかし、給料や待遇面だけを気にするのではなく、最優先するのは子供の保育です。

あなたが考えている保育を、実現出来る場所に就職するのが一番良いでしょう。いろいろな経験をしてから公立を目指すのも悪くありません。広い視野を持って就職、転職活動に励むようにしてください。

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